pipicage blog

家族3代書道活動をしていた為、幼少期から書道を嗜む。UAEにて書道その他クラフト活動に励んでいます

実用書道、自筆似合った課題

記号や絵のような縦長の形をした「篆書(てんしょ)」から、沢山の文字数が書けるように平べったく進化していった「隷書(れいしょ)」、隷書を早く書くために進化した「草書(そうしょ)」、草書を整えて読みやすく進化した「行書(ぎょうしょ)」、そして現代の活字とほとんど同じ形の「楷書(かいしょ)」が出来上がりました。「仮名(かな)」は漢字をもとにして日本でつくられた文字で、奈良時代に誕生し、その後時代の変遷とともに平安時代に現在の仮名のスタイルが完成したそうです。


平安時代中期に成立した『うつほ物語』の「国譲上」の巻において「書の手本」の中に片仮名があげられて
これにより平安時代中期には、片仮名がひとつの文字体系であると認識されていたこと 以下wikipedia


なお江戸時代の学者伴信友は、平安時代後期に成立したと見られる『堤中納言物語』の「虫めづる姫君」に、虫愛づる姫君が男から送られた恋文に対して「仮名(平仮名)はまだ書き給はざりければ、かたかんな(片仮名)に」返事を書いたという記述があることから、当時の文字の習得が片仮名から始めて平仮名に進んでいったとしている。しかし小松英雄はこの説明について、「虫めづる姫君」に見られる記述は虚構である物語における特殊な例であり、実際には初めから仮名(平仮名)を美しく書けるように習得するのが、当時の女性にとっては一般的であったとして退けているそうです。



ではカタカナは、どこで使われたのか? 正解は、漢文の中だったそうです。
国語の授業などで見ている、そうあれです。


つまり、ひらがなとは使う場面が明確に異なったのです。
カタカナは漢文を読み解く僧侶と、それを学ぶ貴族の間で使われました。


こどもがカタカナと平仮名の区別がつけないというご意見もあり、子育てをされる親御様へは一語ずつ練習できる様な見本となります、パソコンでテキストを出力する必要がない様に筆ペンとペン簡単な自筆【現状把握】とともにお送りしています💡貴重なお時間に充実したステイホームとなります様に。



いろはにほへと イロハニホヘト 以呂波仁保(部)止 熨斗紙 名前 ご住所明記

×

非ログインユーザーとして返信する