pipicage blog

家族3代書道活動をしていた為、幼少期から書道を嗜む。UAEにて書道その他クラフト活動に励んでいます

のうれん Nourne to Noren 暖簾


When visiting Japan, it’s common to encounter noren hanging at the entrance of shops in tourist areas and historical places. While the exact origin of the noren is not entirely clear, many experts believe its design and function might have been influenced by China or other Asian countries. However, the Noren as seen in Japan is uniquely Japanese, and it’s something you wouldn’t see in the U.S., Europe, other parts of Asia, or even China.

日本独自のものだと言われています、日本を訪れると、観光地や歴史ある場所のお店の入り口に暖簾がかかっているのをよく見かけます。暖簾の正確な起源は完全には明らかではありませんが、多くの専門家は、そのデザインと機能が中国や他のアジア諸国の影響を受けた可能性があると考えています。しかし、日本の暖簾は日本独自のものであり、アメリカやヨーロッパ、アジア、さらには中国にも見られないものです。

暑くなってきましたね🎐ドバイ体感温度35度超え、日中はもう少しありそうです。


最近、ドバイを離れて(北の方に?)布を買いに行きました。少しでも涼しくなる工夫を
日本の知恵みたいなものをド、ドーン!とご披露させていただけたらと


こちらは、アートとして横断幕かな?縦なので、懸垂幕となるのでしょうか。。
呼び名が違うだけで実は全く同じとなります。あるいは縦幕。広告や宣伝のために使用されるのですね。。
コチラの画像は分かりかねますが・・


のれんは漢字で「暖簾」=暖かい簾(すだれ)と書きます。
読み方は、本来「のんれん」が、変化して「のうれん」となり、
現在使われる「のれん」となったというお話は有名ですよね


文字の通り、古く暖簾は、簾として用いられ、
風やほこりをさえぎり、暖気を逃さないようにする冬用のものだったのです!👘

着物を解いてなんかも私の近い人はしていました🤭


当初は、日差し・風・塵などをよける、人目をよける、などを目的に農村、
漁村、山村の家々の開放部に架けられていました。


当時、禅寺では禅宗の用語で、簾(すだれ)のことを涼簾(りょうれん)と呼び使用されており、
寒期には隙間風を防ぐための、簾に綿布を重ねて隙間を覆う垂れ幕を使用していたと言われています。


この垂れ幕のことを「暖簾(のんれん)」と呼んでおり、禅寺以外の住宅でも使われ、親しまれていくうちに徐々に発音が変化し、「のうれん」となり、現在の「のれん」という発音に定着していったということ


当時は色によっても意味が違いました


紺・藍色


酒造業や呉服商など、堅実な商売を意味する紺・藍色は多くの商家が使用する色です。一度染めによる薄藍色から繰り返し何度も染め重ねた濃紺まで種類は様々です。藍の香りは虫が嫌がって寄り付かないため、虫除けの効果もあります。


柿色


高級料亭や小料理屋が使用する柿色は、「かちん染め」と呼ばれる技術から生まれる赤茶色のことを指します。元々は吉原・島原などの花街では、遊女の最高位の太夫がいる店や、太夫を招くことのできる揚屋(高級料亭)だけに許された色だったということです。時を経てやがて高級感を意味する色として認識されるようになりました。


白色


砂糖を多く使用するということから、菓子商が使用するようになった白色の暖簾。清潔感があるということから広く食べ物を扱う飲食店でも使用されるようになりました。また、昔は砂糖が薬として使われていたという節があることから、薬種商でも多く使われていました


茶色


元々は煙草商、薬種商、種苗商が使用していた、少々黄みがかった茶色暖簾。特に江戸時代には煙草商の象徴として認知されていました。しかし、時代とともに暖簾の色に対する約束事も薄れ、呉服商・菓子商・茶舗などでも広く使用されるようになりました。


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