植物と海外インテリア特性
今日はオヒア な木に話をシフトしてみますね。突然のハワイの話…笑
オヒアは陽差しを好む木なので、ひとたび森林を形成して木が密生した状態になると、
陽の当たらない地面からは、新たなオヒアの芽は生長できません。
本来、日陰には、日陰の環境で育つ植物が次の世代として定着するのですが、日本人大好きなハワイ諸島にはそのような性質の樹木がありませんでした。
その結果、オヒアの森は寿命が来ると枯死してしまい、森は消滅してしまいます。
しかし、地面に日差しが戻ると、発芽できなかった種子が生長をはじめ、
やがて新しい世代のオヒアの森をつくりはじめるのです。
オヒアはこのようにして、自ら新たな環境に対応し、形や性質を変えて生き延びてきました。
オヒアの森が新しくなると、以前とは異なる性質の木が出現することもあります。
これまでとは異なる環境に適した形へと、自らを変えていくためです。
これが、オヒアの学名(Polymorpha = さまざまな形に姿を変える)の由来ともなっています。
いろいろな植物が世間に広まる中で母性の特徴を捉えたオヒアの木のお話でした。
写真は全て作品です♡
夏の連想が出来る植物ドライのインテリアとして起用してくださっています。