秋来きぬと目にはさやかに見えねども When autumn comes
〈原文〉
秋来きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
When autumn comes, it looks cool to my eyes, but I'm surprised by the sound of the wind
〈現代語訳〉
秋が来たと、はっきりとは目に見えないが、風の音を耳にすると、
秋のおとずれにはっと気づかされる。
〈Modern language translation〉
When autumn comes, you can't see it clearly, but when you hear the sound of the wind,
The coming of autumn makes me more aware.
冒頭の「秋来きぬ」とは、読み方が、「こぬ」ではなく「きぬ」で、「秋が来ない」という意味ではなく、「秋が来た」となります。「ぬ」は完了の助動詞です。
The opening ``autumn come kinu'' is pronounced ``kinu'' instead of ``konu'', and does not mean ``autumn has not come'' but rather ``autumn has come''. "Nu" is a perfect auxiliary verb.
立秋は、現在の8月上旬頃なので、まだ夏の盛りであり、はっきりと秋が姿を見せることはありません。
しかし、かすかな風の音に、「ああ、秋が来たのだ」と感じ取ることができるという、その感覚を描いた歌です。
The beginning of autumn is around the beginning of August, so it is still in the height of summer, and autumn has yet to appear clearly.
However, it is a song that depicts the feeling of being able to feel, "Ah, autumn has come," from the faint sound of the wind.
日本の伝統文化のひとつである茶道。
抹茶をいただくのに、和菓子は欠かせない存在
その昔、茶道が流行し始めた室町時代は、まだ今のような和菓子ではなく、
木の実や海苔、昆布、小麦粉を水で溶いて焼いたものに味噌を塗ったフノヤキなどが用いられていたそう。
*麩の焼き(ふのやき)は、小麦粉を主体とした和菓子である。小麦粉を水で溶いて薄く焼き、芥子の実などを入れ、山椒味噌や砂糖を塗った生地を巻物状に巻いて成形する。麩焼き(ふやき)、麸のものとも呼ぶ。
茶道における和菓子も、亭主(茶会の主催者)のおもてなしの心のひとつであるから、次第に趣向が凝らされるようになり、写真のような外国の菓子のように砂糖の甘みがあるもの、四季を感じられる華やかな形や色のものが登場する。
中秋の名月 中秋快樂 ということで頂き物ですがまんまるお月さまマカロン
すべての食べ物に共通ですが、和菓子を前にしたとき、まず感じるのは見た目の印象です。
「おいしそう」はもちろん、和菓子の場合は「桜の季節だ」などと四季のうつろいを視覚的に伝えてくれます。また、なんでもない大福や団子でも、ふっくらした餅の感じなどは、好きな人にはたまらないものですね
いろいろな楽しみ方ができるのでuaeの方も興味深いのではないでしょうか、また掘り下げますね♡